通常、内視鏡光源からは、粘膜組織を自然な色で再現するために車のライトのように、ハロゲンランプやキセノンランプを用いて太陽光のような広いスペクトル光を照射します。
この広いスペクトル光は、診断に重要な粘膜表層の血管構築やピットパターンと呼ばれるポリープや癌等の腫瘍の微細模様コントラストを低下させる原因になっていました。
NBIは、スペクトル幅の狭い光(青や緑等の短い波長の光)を使うことにより、診断に必要な特徴のコントラストを向上させ、特に喉頭癌や食道癌の診断、胃癌の浸潤範囲診断等に、高い診断能力を持っています。
NBIでは、色素観察に似たピットパターン強調画像を得ることができます。
NBIは光学的な画像強調技術であるため、粘液の影響も受けにくく、色素散布の必要も無く、ボタンひとつで、いつでもNBIに切替えられ、高いコントラストの画像で観察できます。
これにより、検査時間の短縮や、病変の悪性度、病変の範囲など、高度な診断が可能になりました。
また、経口内視鏡や大腸内視鏡は、ハイビジョンで拡大機能付き内視鏡ですので、肉眼的診断に非常に役立っております。
※口内視鏡、及び大腸内視鏡は拡大観察が可能です
※大腸検査時の腸管洗浄剤は、液剤と錠剤から選択可能です
NBI(Narrow Band Imaging=狭帯域光)観察機能対応内視鏡を導入いたしました。
NBIによって、より確実な観察が可能となりました。
尚、全ての内視鏡検査においてNB観察が可能ですので、皆様のご都合に合わせ、予約を取らせて頂きます。
検査時間は基本的には午前中のみです。尚、経鼻内視鏡は、ご相談いただければ時間を配慮します。
「EVIS X1」は、病変の発見・診断・治療の質や検査効率の向上を目指した技術を搭載した最新型の内視鏡システムで、消化器疾患の早期発見・早期診断・低侵襲治療に効果が期待できます。
症状の強い方は、当日お食事を摂っていなければ予約なしで当日検査も可能です。 また、医療事故防止のために、 過去に抜歯や手術等の麻酔で、気分が悪くなったり、蕁麻疹(じんましん)等のアレルギー反応が出た方は、 遠慮無くお申し出下さい。
※新型コロナ肺炎対策にて現在検査を中止しています
※大変危険ですので、車やバイクを運転されての来院・帰宅はご遠慮下さい。
※希望されない方は、従来法(上記2、3、4、6、9の手順のみ)で行います
※大変危険ですので、車やバイクを運転されての来院・帰宅はご遠慮下さい。
※希望されない方は、従来法で行います
※事前に下剤の服用が必要となりますので下記の下剤に関する項目を御覧下さい
大腸内視鏡に於きましては、下剤を服用して腸管内をきれいにしていただく必要がありますので、必ず受診していただき、下剤(プルセニド®・ムーベン®又はビジクリア®)の処方をさせて頂きます。
ビジクリア®は新しいタイプの錠剤の腸管洗浄剤です。錠剤を15分毎に5錠ずつ飲んでいただき、最終的に50錠を飲んでいただきます。
水やお茶、ウーロン茶で飲む事も可能ですので、楽に飲んでいただく事ができます。
また、下剤(ムーベン®)におきましては、腸閉塞時の服用による大腸破裂等の医療事故が報告されておりますため、検査の説明と同時に、
下剤(ムーベン®)服用時の注意事項を、パンフレットにより説明させて頂いております。